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医学部2024年度問題について

日本で医師国家試験を将来受けたいと考えている方に知って頂きたいことがございます。

2010年に米国で「2023年(※1)以降、米国医師国家試験受験資格は、WFME(世界医学教育連盟)で定められた国際基準による認証を受けた医学部を卒業したものに限る」と決定されたことを受け、それに端を発し、我が国(日本)でもこれまでの日本の医学部における医学教育のあり方の見直しが行われてきております。

それまでの我が国の臨床実習のカリキュラムは50週程度でしたが、それはその当時の国際的な平均値72週と比べると非常に少なかったという問題が実際にございました。また、その内容も我が国では「見学型」であったのに対して、国際標準では「診療参加型」の臨床実習が重視さていたことも相まって、それを良い契機として我が国の医学部医学教育を国際基準に合わせようと動き出しました。

その努力が実り、我が国の臨床実習時間数は着実に増加しているのが現状です。

2017年度における日本の(臨床実習)実態

これまではEU加盟国である欧州医学部に進学出来ればそれで安心していた学生も多くいたのは紛れもない事実です。しかし今後は、仮にEU加盟国🇪🇺であっても、進学した当該医学部の臨床実習時間数が我が国の平均値と比べて見劣りするような大学を卒業してしまうと、厚労省による個別審査をパスできなくなるなどの問題が発生してくることも考慮し、進学先を決めていただきたいと思います。あくまでも現状、厚労省からの指針や基準が示されていない段階においては、保守的にそのようなリスクを考慮して、進学先を決定していただきたいと存じます。

なお、ドニプロ医科大学医学部の六年間の履修科目総時間数は10,000時間以上にも及ぶため、単純に時間数の観点からは、日本の医学部と比べても全く見劣りするカリキュラムではございません。

※1)コロナの影響により、当初2023年としていた日限は、現在2024年となっております。

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