
ブルガリアの公用語はブルガリア語で、表現体系はキリル文字です。キリル文字と聞くとピンと来ないかもしれませんが、ロシア語に使われているやつです。そう、あの、なんか気持ち悪いやつです…(笑)。日常で使われる言語はほとんどがブルガリア語で、若い人がやっているお店や銀行などの信用機関に行くと英語でやり取りをすることができます。医学部では3年間ブルガリア語を学ばなければならないことになっていますが、まだ1年目なので全く話せません(>_<)。だから買い物に行ったときは商品は見た目で、店員さんとは「こんにちは」と「さようなら」または「ありがとう」のあいさつのみです。どうしても何か伝えたいときは英語織り交ぜてボディランゲージで表現すれば何とかなります。だから英語能力を高めるという点での留学に関してはとても不向きな国です。
町でよく見かける言語
ブルガリアは看板や案内掲示板、標識などもブルガリア語のみでの表記が多くとても不親切な国ではあります。まだ日本の方があるとは思いますが、外国人の目線に立ってないのでそうとも言い切れません。しかしブルガリアも日本もほとんど英語表記がないロシアよりはましです(笑)。とにかく英語表記が少ないので看板などに頼るよりも、GoogleMapに頼り切ってください。そうすれば大概のところにはたどり着けると思います。
プロダクトに記載されている言語はブルガリア語はもちろん英語も多いですが、ギリシャ語もよく見かけます。ギリシャはブルガリアの南に位置していて安く商品を仕入れやすいというのもあるでしょう。パッケージの裏側には複数の言語で説明書きがされていることもありますが、英語がなかったり、ましてや日本語なんてあるわけがありません。なので見た目と雰囲気で失敗してもいいやくらいの気持ちで買ってみてください。
これだけは覚えておけ!【旅行で必要な表現】
観光客が行くような店はおそらく英語が喋れるような人が一人入ると思いますが、あいさつなどはブルガリア語ですると多少心証がよくなるので値引いてくれたりするかもしれません。
こんにちは: Добър ден!(ドボル デン);Good afternoonの意
こんにちは:Здравейте!(ズドラベィテ);Helloの意、基本的にいつでも使える
さよなら:Довиждане!(ドビーシュダネ);Good byeの意
ありがとう:благодаря!(ブラゴダリャ);Thank you, 感謝の意
~ありますか:Има ли?(イマ リ?);Do you have ~?の意
いくら?:Колко~?(コルコ?);How much~?の意
ブルガリア語ではありませんが、軽い「ありがとう」はフランス語からのMerci(メルシー)が使われ、「さようなら」はイタリア語からのChao(チャオ)が使われます。基本的にいろんな文化が混じり合わさっている国なので、ほかの国の言語を使うことにあまり抵抗はありません。旅行において使うブルガリア語はこのくらいで十分です。 しかし見てわかると思いますが読み方から全くわからないと思います。アクセントについてはここで表現できないのでそれっぽく言ってみてください(笑)。

まとめ
このように英語を使って何かをするという機会がかなり少ないので、留学生や旅行者にとってはかなりハードかもしれません。しかし何事も慣れなので順応は時間がたつにつれてできると思います。ほかのヨーロッパの国々に留学した時もその国の言語を何年か履修するというのは絶対なので、留学生はゆっくり慣れていけばいいと思います。学校の友達はみんな英語がペラペラだと思うので、英語に関してはそこで伸ばしていくしかないです。あくまでも英語を使って何かを学習するというスタンスなので、言語も地道に頑張っていかなければなりません( ´∀`)bグッ!。