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日本と全く違う!?【東欧医学部の授業スタイル】

授業は国や学校ごとにスタイルがかなり異なるので、ヨーロッパとしてひとくくりにして考えない方がいいでしょう。細かいところには言及しませんが、ブルガリアのスタイルはこんな感じだというのを紹介していきたいと思います。まず前提として、全生徒が2つのグループに分けられます。それらをストリームと呼び、そこから1グループ最大12人のグループに細分化されます。ストリーム単位でレクチャーを受け、グループ単位でセミナーを受けます。詳しくは以下で説明していきます。

授業の形式は2種類

セミナー

少人数(グループ)で受ける授業です。日本では1年生からこのような授業形式で行われることはありません。これはヨーロッパでは1年生から解剖学や細胞学などの専門的な教科を履修しなければいけないためです。この形式の授業では出席がとられて、ソフィア医科大学ではセメスターで3回以上休むと単位に響いてくるといわれています。少人数なので発言機会はまわってくるので(先生によりますが)、ちゃんと予習をして臨まないとついていけません。

各教科セメスター内で1回Colloquiumと呼ばれる中間テストのようなものがあり、Biologyなどは定期的に小テストのようなものを受けなければなりません。これらのテストはそこまで重要ではありませんが、コンスタントに勉強し続けることが大事です。

レクチャー

大人数で受ける授業で、日本の場合はほとんどこれですよね。レクチャーは参加・不参加は自由で出席は取られません。ちゃんとしている先輩などは出た方がいいとは言いますが、全部に出ているとあなたにとって時間の無駄になりうるかもしれません。全レクチャーに出席するのが理想ですが、それに神経や体力を注力するのは得策ではないと思います。自分に今必要・不必要な教科を見極めて参加したらいいと思います。レクチャーに出る利点として顔を知ってもらえるので、最終試験での心証はよくなるかもしれませんが、得点とはほとんど関係ありません。

授業の進み方

ここでは主にセミナーがどんな感じで進むのかということを説明していきます。先生やテーマによって違ってくるのですべてこのようになるというわけではありません。基本的に座学だけで終わるのは言語系のブルガリア語とラテン語の授業だけです。そのほかは何らかの実験をします。例えばAnatomyであれば実際の骨や筋肉部分を使って、触って部位を確かめていきます。CytologyやBiologyであれば主に顕微鏡を使って対象物の特徴を見ていきます。ChemistryやPhysicsも同じようにテーマに沿った実験はしますが、ほかの教科と違って自分でやるというより誰かがしているのを見てデータをとるという感じです。

セミナーを欠席した場合

上記で述べたように、セミナーではセメスターに3回以上休むとだめなので欠席した場合はリプレイスメントを取った方が良いでしょう。リプレイスメントとはほかのグループに入って同じ授業を受けたというサインをもらうことです。ほとんどの教科は週内で学習するテーマは同じなので、自分が休んだ週内でそれを取らなければなりません。学生のWhatsAppのグループで、自分が振り替えなければならない授業をやっているグループを聞いて、その授業に参加します。違う先生や教授の授業を受けてもいいですが、教え方が全く違うのでほとんどの人は同じ先生でリプレイスメントをしています。そしてそのサインを次のセミナー時に見せて完了です。面倒なので健康を保ち休まないことが一番です。

まとめ

日本とはかなりスタイルが違うので最初は戸惑うかもしれません。私は日本の大学に行ってないので詳しくは知りませんが、こうゆうものだと思って慣れていってください。また余談ですが、言語系の先生はかなり当たりはずれがあります。学生としては言語系の教科には比重をかけたくないというのが本音です。しかし厳しい先生は宿題や予習などをかなり強いてきます。あとあとそれは役立つかもしれませんが、この状況になるとかなり大変なので早めにグループを変わることを決断した方が良いかもしれません。

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