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ほとんど口頭形式!?【ブルガリア医学部の定期試験について】

どこの大学の何の学部に行くにしろ進級のためのテストは避けては通れない道です。しかしその難易度は大学によってさまざまです。ソフィア医科大学の試験はそのなかでも比較的難しい方に分類されるのではないかと思います。その理由は一人ひとりランダムな口頭形式の試験で、ほかの中間テストや小テストの結果はほとんど加味されないからです。教科によっては一つでも答えられないと落とされるものもあります。

以下で詳しいテストの流れとポイントについて説明していきたいと思います。

試験を受ける前

Student Book

これはいろんな大学で共通していると思いますが、テストを受ける前までに教授(教えてもらっている先生)のサインをもらわなければなりません。レクチャーとセミナーの両方のサインが必要で、これがないとテストは受けられません。

そのサインをもらうためには出席や各デパートメントが定める必要事項を満たさなければなりません。すべてのプロトコルを終わらせて終了した確認が取れていないとサインをもらえないこともあります。

出席に関してよく言われているのは、各教科で3回以上休むと危ないということです。なので多くの学生はセミナーを休むとその週内で振り替えを取ります。その振り替えの授業内でサインをもらい、次週自分の先生に確認してもらえれば問題ありません。

最終的にディーンズオフィス(Dean’s office)のサインと学年主任のサインをもらえれば試験を受けるまでの準備は完了です。

試験の流れ

言語系以外の多くのデパートメントでチケット方式を採用しています。それぞれの試験にはシラバス(テスト要綱)があり、それに基づいてチケットが作成されます。私たちはそのチケットを複数枚引くことによってランダムになります。

問題数はデパートメントによって違いますが、その問題の中でWriting part(書き問題)とOral part(口頭問題)に分けられます。始めに書き問題を終わらして、終わった人から順に口頭パートへと進みます。それらが終わって評価とサインをもらえればテスト終了です。

顕微鏡を使う細胞学や生物学系統の教科ではこれらのまえにPractical part(実技問題)があることもあります。しかし最も重要なのは上の二つのパートです。

教科によっては一問でも答えられないとパスできない教科もあります。日本人にとっては書き問題が得意で口頭は苦手だと思いますが、一年生の時から口頭主体のテストが多いというのも難しい点の一つかもしれません。

※もしパスできなかった場合は9月にまとめて再試が行われます。

試験のために

学期内で行われる小テストやColloquium(コロキアム)と呼ばれる中間テストは全くとは言いませんがあまり重要ではありません。それが良いことかと言われると、ファイナル試験での一発勝負のようなことになるので微妙です。

試験は学期末の2月と6月にあり、半期で終わる教科もあれば学年末まである教科もあるのでそれによって日程は異なります。なので早ければ入学後4か月後には口頭での大事な試験に臨まなければなりません。それはちゃんとした計画を立てて準備しなければいけないということを意味します。

シラバスに基づいて答えを持つということは当たり前ですが、口頭ではそれから派生したことも問われます。まず100個以上あるシラバスポイントに対する答えを何文も覚えるというのは不可能に近いし、応用や予期しない問題に対応できないのでやめておいた方が良いと思います。(わたしが最初こうしていました(>_<) こればかりは教科書やスライドを読みこみ全体から細部を理解して、多くの知識量を身につけるという地道な方法しかないとおもいます。

まとめ

今回はかなり特定の話題になってしまいましたが、とにかく身につけなければならない知識量が莫大なのでマネジメントが大事です。勉強の仕方は人それぞれですが、近道はないと思っていた方が良いでしょう。

英語がネイティブレベルの人たちにとっては、その場でさまざまなことを表現できるので口頭の方が良いかもしれません。しかしどこの大学でも、高学年になるにつれて口頭でパフォーマンスを行う機会の比重は確実に増えていきます。慣れるまでの期間が短いといった点では1年生が鬼門になるのかなと思います。


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